生きもの探検隊!~湖畔ビオトープ秋の生きもの調査を行いました

 10月14日(土)東大和地域協議会主催の「生きもの調査」を行いました。今年は湖畔とんぼ池の会の方に講師をお願いし、会で管理をされている湖畔ビオトープの生きものを調査しました!

湖畔ビオトープ|東大和市公式ホームページ (higashiyamato.lg.jp)

 前半は「とんぼについて」のお話を伺いました。日本にいるとんぼは200種類、その中で湖畔ビオトープでは20種類のとんぼが見られたそうです。写真を見ながらそれぞれのとんぼの特徴や、産卵の動画、クイズコーナーで、生きもの調査への気持ちが高まります!

 そして実際に生きもの探し。まずは昆虫など陸の生きものを探しました。とんぼではマユタテアカネ、ミヤマアカネ、アキアカネが見られました。そのほかキタキチョウやヤマトシジミ。ジョロウグモは捕食の様子を観察できました 。

オンブバッタのメス

 

 そのあと、子どもたちはひとり1本網を手に、水の生きものを探しました。湖畔ビオトープは陽のよくあたる池と、草が生い茂る水路のような2つの環境があります。明るく広い水辺にはメダカや、水底についた筋を頼りにカワニナなどの貝類がたくさん見つかりました。草の陰になる水路にはヌマエビが多く、ヤゴはどちらの環境にもいましたが、水路の方により多いようです。

陽の当たる池
草の陰になる水路

子どもたちの活き活きした様子!次から次へ生きものを見つけていました。

 池と水路、別々に見つけた生きものを数え、最後にみんなでビオトープに放しました。

ヤゴは共食いされないように大きさ別にケースへ
水路(暗い環境)、池(明るい環境)それぞれの生きものの数を数えました。

 とても盛りだくさんで、楽しく調査できました。ご協力いただいた湖畔とんぼ池の会さん、ご参加いただいた皆さん、そして生きものたち、ありがとうございました。