関あや子の議会なび ~ 予算審議について ~

 第1回定例会では、「予算特別委員会」が設置され、新年度予算に対する予算審議が行われます。東大和市の財政は「一般会計」「3つの特別会計(国民健康保険事業特別会計・介護保険事業特別会計・後期高齢者医療特別会計)」「公営企業会計(下水道事業会計)」からなります。

財源①「一般財源」市独自に使える。(基本的な行政サービスを行うために必要とされる「基準財政需要額=自治体の規模などによって算出」を定め、自治体独自の税収で満たない部分は、国から地方交付税を交付し全国どこに住んでいても一定のサービスが受けられるようにする)

財源②「特定財源」使途が決まっている。(社会保障や教育、福祉などさまざまな事業への負担金や補助金、また地方自治体が国や都に代わって行っている事業に対する委託金などで、国や東京都から交付される)

 特定財源を多く活用することで、財政規模を大きくする(たくさんの事業が行える)ことにもなるので、今予算編成でも重視されました。市財政に限りがあることは言うまでもありませんが、どういったことにお金を使うかは選択の問題です。どのような市政としていくか、市民を巻きこんだ議論が必要です。

「東やまと市報 令和6(2024)年 4.15」より