2023年第3回定例会が開催されました
9月5日~25日まで、東大和市議会第3回定例会が開催されました。8月1日に新しく松本副市長が就任してから初めての定例会でしたので、開会前に松本副市長の紹介がありました。今議会では令和4年度の決算に対する審議も行われました。
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≪ 主な議案と、関あや子の可否・採決の結果 ≫
東大和市印鑑条例の一部を改正する条例 ➡ コンビニマルチコピー機での印鑑登録証明書の発行を、スマートフォンを利用して交付をうけられるようにするための条例の一部改正。(マイナンバーカードを持っている人が、カードだけではなく、スマートフォンでも発行できる)ほかの証明書などでも今後、規定を改定して同様の取扱いとしていくとのこと。➡ 賛成・可決
東大和市税条例の一部を改正する条例 ➡ 地方税法の改正により、新たに森林環境税が導入されることに対応して条例の一部を改正。森林環境税は国税で、令和6年から市・都民税の均等割と併せて1人年額1,000円が課税される。税収は都道府県・市区町村に森林環境譲与税として譲与される。➡ 反対・可決(所得に関係なく一律1,000円の課税(住民税所得割非課税の人は非課税となる)であり、所得の低い人ほど負担が重くなる、CO2の排出は企業活動からも多く出されているが、企業には課税となっていない、といった理由から)
東大和市立学童保育所条例の一部を改正する条例 ➡ 令和6年4月に設置される第二小学校内の学童保育所の名称等を追加する一部改正。学童保育では依然として待機児童が発生している。第二小学校の学童保育所はこれまで南街公民館の中にあり、入れなかった子は同じ建物の児童館にランドセル来館という形で通っていて過密な状態にあった。新しく学童保育所ができることにより定員が30名拡充される。市では今後、学童保育所は学校内に作って行く方針。➡ 賛成・可決
令和5年度東大和市一般会計補正予算(第4号) ➡ 出産・子育て応援事業の延長や、都のバースデーサポート事業の実施。そのほか公共施設の補修・修繕など。➡ 賛成・可決
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≪令和4年度決算≫
令和4年度の総決算額は歳入で597億1,737万1,691円(前年度比2.1%増)。歳出で559億2,541万3,513円(前年度比2.3%増)となった。
歳入では市税収入が増加(納税・収納の業務を委託し、収納率が上がっている)。歳出では老朽化による公共施設の修繕・改修や、物価高騰対策として給付金の支給、支援事業などがあり全体の会計規模が拡大している。
基金の残高は約92億円となり、公共施設の更新などに充てられる公共施設等整備基金は約11億円積み増し、約40億円となっている。市では今後、公共施設の多くが更新を迎えることに備え、基金の積み増しを進めている。
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今回初めての決算審議でした。改めて市の事業は市民生活のあらゆることを網羅した膨大なものであることに驚きます。そして、それらは生活に密着したものです。
暮らしやすい東大和市にすること、弱者や困っている人が切り捨てられず、誰もが活き活き生活できることを求めていきますが、人口が減り税収が減っていくなか、これまで通りでは成り立たないことも見えてきました。どのような東大和市にしていくのか、人任せではなく市民がしっかり考えていく必要があります。そのためには考える材料となる情報と、一方通行ではなく市民の声を受け止める対話の場が必須であると考えます。