暮らしの目線で考える公共サービス
選挙戦も6日目になりました。今日は上北台、芋窪、それから自宅のある清原などで遊説しました。
東大和市は緑や公園が多く、暮らしやすいと感じている人が多いようです。でも住んでいる場所によっては買い物や移動が不便だという人もいます。私も車を持っていないので、移動の不便は感じています。ちょこバスが市民の足として、もう少し使いやすくなるとよいと考えています。財政上の問題もあるとは思いますが、せっかくコミュニティバスを運営しているのですから、もっと満足度が高まる運営をしなければもったいないとも思います。
ちょこバスについては「東大和市地域公共交通会議」によって検討されています。この会議は市民のほか、学識経験者、バスなどの事業者の代表によって構成されています。現在17名の委員がいますが、女性の委員はゼロです。
ちょこバスが使いづらい、暮らしやすさに根差していないのは、委員に女性がいないことにも原因があるのではないかと思います。東大和市の委員会や審議会全体では女性の割合が約30パーセントほどとなっていて、女性がゼロという会もほかにもあります。東大和市のいろいろなサービスが使いやすくなっていかない背景には、女性の参画の少なさ、やはりこれがあると思います。
ちょこバスの問題はただ移動の問題と考えるのではなく、人々の行動の広がりに大きく関係する問題です。買い物や通院に行かれないというのは人権にかかわる問題ですし、興味のある活動をしたり、誰かと会ったりということは、豊かで活力ある生活には欠かせません。さらには公共交通機関は観光資源という側面だってあると思います。
限りある財政の中でも、豊かに暮らせる街にしたい。関あや子は誰もが生き生きと暮らせる地域社会を目指して頑張ります。