子ども時代を存分に過ごす
選挙戦4日目。折り返し地点を過ぎました。今日は高木、狭山、清水などを回りました。夕方、東大和南公園や、東大和市駅前、上北台コープ前などで遊説をしました。お手を振っていただいたり、頑張ってというお声もいただき励みになります。ありがとうございます。
私は東大和市に子どもの居場所を作りたいと思っています。市内には中高生のための居場所がありませんし、不登校の子の居場所も足りていません。
子どもの居場所は、多様なものが複数必要です。子どもが居場所に合わせるのではなく、居たい場所を選べるという必要があるからです。家庭や学校に居場所のない子もいるかも知れません。そういう子にとっては、自分でいられる場の存在は不可欠です。そうじゃなくても、いろいろな世界や見方があることを知り、生きづらさから解放されることになるかもしれません。
私は子どもの居場所は、活動をする場、そして自分の心のままにいられる場、この二つの側面が必要だと思います。例えばお茶を飲んだりちょっと話ができるような場を作る。何気ない会話の中から悩みや相談が出てくることもあります。子どもの相談の窓口もありますが、なかなか自分から「相談をしよう」とはならない場合も多いのです。
不登校の子の居場所も学習の遅れを取り戻したり、集団生活に戻れるようにする場とするのではなく、まずはその子が安心していられるということを大切にしなければなりません。学校に戻れるかよりも、その子が元気で今の自分をよしとできること。その先に仲間との係わりや、興味のある活動があるのだと思います。私自身不登校を経験しましたが、休むことで自分を取り戻したり、興味のあることに取り組んだり、そうやってちゃんと大人になった仲間がたくさんいます。
子ども時代を思う存分過ごせることが、その人のベースを作ると思うのです。そのベースをもとに素晴らしい大人になっていって欲しい。そんな子どものための環境を作り、誰もが生き生きと暮らせる地域社会を作ります。