玉川上水駅前遊説。少子化の根本的な問題について
3/17(金)玉川上水駅前で朝遊説を行いました。だんだんと温かくなり、この日はコートを着ないで立ちました。
市議のじつかわ圭子からは、令和5年度の予算について、子ども関連ではAI教材導入や、オンライン英会話レッスンが取り入れられることをお話ししました。東大和市でも出生数が減る中、子ども政策は子育て世代に注目されるところです。
この日は岸田総理も記者会見で少子化対策の方針を示し、育児休業給付の拡充や、年収の壁の見直しをするとのこと。実現すれば当事者にとっては喜ばしいことではないかと思います。
社会の問題が山積する中、喫緊の課題に対する「対症療法」も必要でしょうが、それに終始してはいけないと強く思います。そもそも今の社会が子どもを産み育てようと思える社会なのか。育児休業や年収の壁の問題以前に、非正規での就労を余儀なくされて所得が低く、そもそも結婚を考えられない人もいます。競争の元におかれ、困ったときに差し伸べられる手は少なく、将来の年金も当てにはできない中、税金は重くのしかかります。子どもを持つ、持たないに関わらず、安心して暮らせる社会じゃないことこそが、大きな大きな問題なのです。
今回示された方針。根本的な問題には全く触れられていないと言えるでしょう。” 大胆に ” 検討するのであれば、社会の在り方そのものを変えていくのでなければ表面的な対策にしかならないし、効果も限定的ではないでしょうか。
私はむしろ地域から変えていけることがあるのではないかと思います。子育て支援は経済的な援助ばかりではないはずです。
・保育園・幼稚園や学校が、子どもが生き生き過ごせる場であること。
・子どもの居場所が充実して地域での繋がりがあること。
・相談や専門的支援がスムーズに受けられること。
子どもが育つのに十分な環境が揃っていなければ安心して子育てができません。当事者の実感の中から本当に暮らしやすい地域社会を作っていくため頑張ります。