【2026年 第2回 定例議会報告】一般質問③「公共施設再配置計画」中央公民館の解体と今度について

中央公民館ホール

 前回の3月議会で「中央公民館が解体される。その後については未定」ということが答弁され、中央公民館利用者を中心に、不安の声が広がっています。

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〇 取壊しの議論と、取壊し後の中央公民館の利用についての検討はどのようにされているのか。

市)中央公民館は老朽化が著しく、修繕による維持が困難。再配置計画ではコストを算出する必要があり、計画の中で解体することを前提とした。今後の利用については、公共施設再配置計画策定懇談会で具体的に議論する。解体後に機能移転するのではなく、市民のニーズに合った機能を確保した後に解体を行う。

〇 機能を確保するための施設整備のコストは算出されているのか。

市)単体での施設整備は考えておらず、計画の再配置による施設整備の中での対応を想定しており、コストを含んでいる。

〇 前議会では「庁舎中庭再整備との関連は未定」との答弁があったが、時間軸では、中央公民館の解体、中庭の再整備はそれぞれいつ頃行われるのか。

市)中央公民館の建物の解体と庁舎中庭の再整備は一体的な検討はしておらず、直接的な関係はない。それぞれの時期は検討中であり、現時点では未定。

 「関連は未定」、「直接的な関係はない」。答弁が不正確であり、不誠実ではないでしょうか。こういった答弁により、疑問が幾重にも重なる事態になっています。

〇 再配置計画素案にある、「図書館を核とした複合施設」の整備と、解体後の中央公民館の機能移転は係わりがあるのか。

市)特段、中央公民館と関連づけて、図書館を核とした複合施設の整備についての検討はしていない。

〇 中央公民館利用者からの不安の声をどのように認識し、どう対応するのか。また市民のニーズをどのように把握するのか。

市)素案に対するパブリックコメントで、貸し館機能が低下するのでは、という意見があったことを認識している。策定懇談会には中央公民館の利用者や公募市民の委員もいるため、市民からの意見も聞いている。今後オープンハウスや説明会等を行い、地域の方の意見を聞き、理解を得ながら進めていきたい。

 前回議会以降の、公民館が解体されその後については未定、ということに対する利用者の驚きと不安の声、また貸し部屋としての公共施設ではなく、社会教育施設としての中央公民館がなくなることへの疑問の声も高まっています。そういった声を認識していないのであれば、市として把握できていない市民の声を集めるべきです。

〇 中央公民館ホールの利用ニーズをどのように捉えているか。解体後、ホールの機能の確保が充分にできるのか。

市)太鼓など楽器演奏やダンス、合唱などの音が出る活動のニーズがあると認識している。一方で少人数での会議など、利用の多くはホールでなくても可能な内容である。

 「利用の多くはホールでなくても可能な内容」という市の認識には納得しかねます。今回の質問にあたり市からもらったデータでは、令和7年度、ホールは74.5%の利用率です。そのうち約28%が40人以上での利用(中央公民館の他の部屋では、最大36人が定員)。しかし40人より少ない利用でも、楽器演奏やダンス、広いスペースを必要とする利用もあります。

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 他の場所で可能なこともありますが、ホールを使った公民館主催事業「おやこふれあいフェス」や夏休みの「遊空館」は中央公民館だから、あの形でできているものです。利用ニーズは市が簡単に線引きしたり、利用状況から判断することはできません。市民と対話し、何が求められているのか深く捉える必要があります。今後の地域の在り方を一緒に考えていかれるような市の姿勢と、説明・対話を行うことを強く求めました。