「給食を継続的に考えていく会(仮)」について

 「東大和市の給食をよくしたい」という声をいろいろな方から聞くようになり、これまで給食センターを見学して東大和市の給食の現状を知ったり、「オーガニック給食を考える会」で韓国の取り組みを学んだりしてきました。今後も給食について継続的に考え、東大和市の給食をよくしていくために会を立ち上げて活動していきたいということになりました。

 7月31日(水)に会の設立のための準備会を行いました。前半では、私から東大和市の給食について理念や方針として公表されているものを確認したり、農業の状況を少し紹介し、また7月に武蔵野市の給食センターの見学をしたことについての報告も行いました。後半では、どういった給食を目指すのか、そのためにどういった活動をしていくのかということについて、参加者それぞれが意見を出し合い話しました。

 大きな方向性としては、「完全にオーガニックのものを使うということではなく、今よりも少しでもよくなっていくことを目指す」「食が大事であることや、食の安全性についての理解や認識を広める必要がある」といったことでした。「子どもたちに安全な給食を食べさせたい」というのは私たちにとって当然の願いですが、現状を変えるというのはとても大変なことで、それだけの理由や根拠がないと動かせません。

具体的にどういったことを進めて行くか…

 ・お米や調味料からよいものにしていかれないか。

 ・友好都市の喜多方市はオーガニックビレッジとなっている。喜多方のお米を取入れられないか。

 ・地場野菜の給食への使用率を上げることから始めるのは?農家さんのお話を聞いてみたい。

 ・「安全な食材を」というだけではなく、なにか理由を付けては?子どもの体験として農業に触れたり、交流事業として喜多方の農産物を使うなど。

 さまざまな意見が出て今回だけでは会としての目標や活動の方向性をまとめることができず、再度準備会として場を設けて話し合うこととしました。日程が決まりましたらお知らせします。給食に興味のある方はぜひご連絡ください。一緒に東大和市の給食をよくしていきましょう。

武蔵野市では伝統的な製法の調味料が使われています。あきる野市で作られているキッコーゴ醤油。東大和の給食でも使えないでしょうか。
武蔵野市の給食センターには「手作りコーナー」があります。シュウマイを包む、ケーキを焼くなど、イチから手造りをしています。