【2026年 第3回 定例議会報告】一般質問 ② 公共施設再配置計画について ~ 地域の実情を踏まえ市民の声が反映されたものとなるか

9月末~10月初めにオープンハウスが行われました

 6月議会の一般質問では、中央公民館の解体について取り上げました。当初、「解体後は未定」とのことでしたが、6月議会後の策定懇談会には、市庁舎や保健センターの建物への中央公民館機能の移転の案が出されました。計画に対する市民意見聴取は9月以降に行うということですが、本来、再配置の大きな方向性を定めるための実態把握が必要ではないでしょうか。どのように市や市民の実情を反映させたのか、尋ねました。

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問)「東大和市公共施設再配置計画」で定められる内容は。また市民からの意見へどのように対応しているか?

【 市の考えは 】

計画は施設再配置の基本的な方針や整備時期を定めるもの。具体的な整備内容・施設の運営方法等は、個々の施設整備の際の検討。

プールや、図書館を核とした複合施設については場所が定まっていなかったり民間活力での整備のため整備時期は計画には示されない。郷土博物館、市民会館、本庁舎は修繕維持や将来の建替えといった基本的な方針を示す。

市長への手紙や要望書を数件もらっている。内容を確認し回答などしている。

 昨年末に「素案」が公表された公共施設再配置計画は、学校を統廃合し、そこに公民館や市民センター、集会所、児童館など周辺の施設すべてを複合化する「みんなの学校」として整備するというもの。市民への説明や意見聴取がないまま「施設再配置の基本的な方針」が決められています。市民も参加する策定懇談会は「素案」策定後に設置され、素案に沿った内容での議論がされています。

問) 市民対話ワークショップの目的や実施内容については?

【 市の考えは 】

「みんなの学校」について幅広い世代から意見をもらい、整備の参考とするのが目的。小学生、中学生、高校生~40歳未満、40歳以上と4つの区分で各4名ずつ、合計16名を定員に、南部と北部の二つのエリアに分けて実施した。北部では小学生の参加がなかったが中学生が参加し、全体として幅広い世代から申し込みがあった。

 市全体の公共施設の今後の在り方に対して広く市民の意見を聞く必要があると思いますが、このワークショップは再配置と集約化の方針は前提とし、「みんなの学校」をどのようにするか、という内容でした。大きな計画であるにもかかわらず、定員が16名×2回であり、少なすぎますし、年齢の区分によってはすぐに定員に達してしまい、申込ができない人がいた可能性もあります。

問) 個々の施設整備の検討では、住民参加でその地域をどのようなものにしていくかの「エリア構想」を策定して進めるべきでは?

【 市の考えは 】

七小・九小の学校統合の際には地域の方の意見を聞きながら基本構想を策定した。「みんなの学校」を拠点として、今後その地域をどうするかを考えていくことになるので、これはエリア構想という意味合いを持つと考える。

 再配置計画では、地域の実情に応じた議論なく再配置や集約化が決められています。本来はその地域をどのようにしていくかの議論が先であるべきです。答弁にある「基本構想」は「みんなの学校」を前提としたものですが、統廃合ありきではなく地域の在り方を検討し、地域住民主体で「エリア構想」を策定することを提案しました。