みんなの声カフェ 1月「公園・緑地・子どもの遊び場や緑の在り方について」

東大和市立 狭山緑地

 1月17日(金)、上北台公民館で行った「みんなの声カフェ」。狭山緑地にローラースライダーを設置する改修計画や、公園の再整備方針の策定の話題に触れながら、公園などの在り方について話しました。

 声カフェに先立ち、1月14日(火)に狭山緑地の見学を行いました。狭山緑地に都内最長を目指したローラースライダーを設置するとして2022年11月、計画の整備イメージ図が公表されていましたが、昨年9月に突如新たな整備計画が明らかになり、事業費も当初は8億円だったものが27億円になるとのこと。この2枚の図を持って、現地と見比べてみました。大幅に手を加えられる改修となり樹木もかなり伐採される様子。またもともと高低差がある地形をならしてこのような形を作るのだろうか…など、環境が大きく変化する改修となることは確実です。2022年3月には遊具のリニューアルを行い、木製の新しい遊具が設置されていますが、認知度が低いのかこのアスレチックエリアは市内の人の利用が少ないのが現状。

2022年11月整備イメージ図(東大和市HPより)
2024年9月改修イメージ図(東大和市HPより)

 

 声カフェでは狭山緑地フィールドアスレチック改修計画の経緯や、現在市が策定を進めている「東大和市公園等再整備方針・再整備計画」について、また狭山緑地の見学をした報告をお話しした後、フリートークを行いました。

・上北台のあたりからは狭山緑地まで行きづらい。自転車で行くにはちょっと大変。駐車場も少ない。行きやすくすることが必要ではないか。

・NPOやボランティアが公園を管理・運営している例もある。そういった市民が関りながら運営する形であればもっと利用するようになるのではないか。

・環境が後回しで整備されてしまう…

・都内最長のローラースライダーは一回滑ると何分くらいかかるのだろう。料金はかかるのか?子どもは何度もやりたがるけど、お金がかかると何度もはできない。スキーのリフトのようにフリーパスを作るとか?

・計画図には「芝生滑り台」とあるけど、人工芝で作られる可能性もある。もともとの地形で芝生の丘のようになっている場所もあるが、そこでいいのでは?以前、多摩湖の土手が整備される前はおにぎりを持って子どもと遊びに行った。段ボールで何度も滑ってそれだけで1日楽しめたが…今は作られた遊びになっている。

・改修計画について市民は知らされていない。いきなり出来上がったことをお知らせされてもあまり行こうと思えないのでは?計画段階から知らせていれば注目される。

また、みどりの在り方については、市では来年度に街路樹の更新計画を策定する予定です。街路樹については?

・街路樹の剪定の仕方がひどい。年に一回、いつも同じところで剪定され、形がへんになっている。

・狭山公園もナラ枯れでずいぶん伐採したが、切った横には植栽されている。東京都の公園だからちゃんと管理されている。

・樹木の専門家の話を聞いてみたい。計画も策定されるので、市民としても考えられる場を持ちたい。

狭山緑地 遊具

 東大和市の魅力を向上させるための狭山緑地あり方。大規模な整備をすることが本当に価値を高めることになるのか、それが求められていることなのか。緑の在り方や子どもの遊ぶ環境など、さまざまな観点からぜひご意見をお寄せください。

ーーーーーーーーーーーーーー 2月の「みんなの声カフェ」 ーーーーーーーーーーーーー

2025年2月4日(火) 10:00 ~ 11:30

南街公民館 203学習室  参加費:100円

テーマ「私たちの活動から、行政の政策へつなげていくことについて」

昨年12月21日(土)の生活クラブ東京主催のフォーラム「ピアふぇすた」では、東大和市の子育て当事者を中心とした給食についての取り組みを発表しました。市民の活動の事例発表を録画で見て、みなさんでお話をしたいと思います。