議員のおしごと#02「初当選等議員説明会」
5/12(金)は登庁2日目。「初当選等議員説明会」でした。
午前中は「議員の手引」という分厚い冊子を見ながら議会運営についてお話を聞きました。議会に関する様々なことは、地方自治法に基づいた東大和市の条例などで細かなことまで定められています。市議会は市民を代表して東大和市という地方公共団体の意思決定をする機関です。市長をトップとした執行機関である市の事務や事業を監視したり、予算・決算や条例の議決、また市民の皆さんから出された請願や陳情の議決をします。それぞれ住民から選ばれた「市議会」と「市長」は対等な関係で、チェック機能を働かせながら市政を進めています。
午後は市の総合計画、行政改革、財政状況などについてのお話でした。総合計画は、市の将来の姿を定め、それに向けて市政を進めていくというもの。2022年から20年間の「輝きプラン」(第三次基本構想)では街づくりの目標を「水と緑と笑顔が輝くまち 東大和」としています。ホームページなどでも目にしますね。この目標にむけて具体的な実施計画を作っていきます。
東大和市でも人口減少(生産年齢人口の減少)や、高齢化や公共施設の老朽化による将来の歳出増の問題は深刻で、行政のスリム化のため、民間委託や指定管理者への代行が進められています。でもこの効率化によって本当に市民生活の豊かさが削られていないかには注目しなければなりません。公共サービスや施設はただあればいいというものではなく、どのように市民の豊かな暮らしをつくっていくか、能動的な取組みが必要です。民間の営利企業の理屈ではそれはできないことではないかと考えています。「公共」がしっかりと役割を果たすためには、「効率的」という考えから少し離れないとならないのでは、と私は思っています。
次の登庁は5/17(水)。各会派の代表が集まる「代表者会議」です。会派については次回詳しくご紹介したいと思います。この日は、これから2年間の議会人事(議会での役割)などについて話し合います。(正式には5/23の臨時議会での決定となります。)